「会えるベネッセ」をコンセプトに地域の学びの相談窓口としてベネッセが新たに展開するショールームの旗揚店である。
青山店はエリアベネッセのフラッグシップとして位置付けられ、幼児・小中高の学習機能以外にも子供のいる家族からシニア世代の福祉まで、
ベネッセ全体の活動に触れることのできる場所をめざすことが求められた。
ガラス張りのエントランスから良く見える外車のショールームだった既存空間は白シート張天井高7mの大空間であった。
その場所に対して「自分の家で教材を体験するような安心感」をデザインコンセプトに「家のような居心地つくり」として、
暖かみのあるペンダント照明・大きな屋根の下で一緒に過ごす一体感・成長する家具(教材を陳列する本棚)による居場所つくり、
「本物にふれる」としてフローリング・落ち着きがありしっかりと安定した印象をつくるファサードにコールテン鋼素材を選択した。
オープン日が迫っている中で教材を陳列する本棚は仮として既製品のシンプルな棚を組合せて凹凸が特徴的な本棚となるようにした。
データ DATA
所在地 Location:東京都渋谷区 Shibuya,Tokyo
構造 Structure:RC造(既存)
延床面積 Total Area:215 m2
竣工 Completion date:2014.10
施工 Contractor:株式会社 ムラヤマ